兵庫県議会議員 くりやま雅史
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インターンインターン生の声12期生長江 由希子

長江 由希子(ながえ ゆきこ)

同志社大学政策学部2回生

『できないことは、たくさんある。でも、できるようになることはいくらでもある』

きっかけ

 私が議員インターンに参加しようと思ったきっかけは、「苦手分野だから」でした。多くの人が政治の世界に興味を持って参加している中で、私はある意味“興味があって”、ある意味“興味がない”ので参加しました。
 大学を選択するときに、政策学部を選んだのも同じ理由でした。自分の最も苦手とする分野、政治。社会科がもともと不得意だった私は、誰よりも知識がなく、誰よりも理解するのに時間がかかりました。嫌いな科目って、できればあまり関わりたくないですよね。まして、受験科目に含まれなかったら、きちんと勉強しなくても赤点さえとらなければいい、そんな思いで克服しようとしなかった分野を、そのまま社会にでていいのか疑問に思い、選択した大学でした。そして、インターンも。
 議員インターンの存在を知ったのは入学してすぐ、やっと参加する勇気を持てたのは2回生の春でした。学ぶには、まず現場に身を置いてみる。私の強制的苦手克服法です。こうして、議員インターンに参加することになりました。

議員インターン

 苦手意識を持った私にとって、議員インターンは思った以上にハードなものでした。知識がないので、質問するのを恐れたり、勉強しても理解できなかったりと、本当に辛かった。他のインターン生にも、たくさん迷惑をかけました。でも、頭で理解できなくても、目で見て、肌で感じることができるのがインターンです。栗山インターンでは、様々な課題が与えられると同時に、会議やイベントなど栗山さんの活動を見る機会も多く設けていただきました。
 会議や委員会などでは、街がつくられていく課程を見ることができ、地域づくりに関わることのなかった私には新鮮なものでした。私の地元でも、毎日通る通学路が年々整備され、変化していくのは市の職員の方々や、地域の方々と一緒に地元議員の方々のこういった活動があってのことだったのだと感じ、改めて感謝の気持ちを抱きました。
 また、朝の駅立ちや、ポスティングを経験することで、議員活動の地道さとその努力を目の当たりにし、仕事に対する意気込み、地域に対する思いやりを感じました。2ヶ月間、毎日のようにインターン活動に参加させていただいて、振り返ってみると気付かないうちにたくさんのものを得ていました。

涙と笑顔

 栗山インターンは、何もかも想像以上。仕事のお手伝いをし、体験することだけがインターンではありませんでした。インターンはたった2ヶ月。その中で、いかに成長できるか、自分を見つめ直せるかを、とことん追求されました。
 栗山さんのように、こんなに一人一人にぶつかってくれる人に出会うことは、そうないと思います。そして、最後まであきらめないで私たちに付き合っていただけたことは、本当に感謝しています。泣き虫の私は、人一倍いろんな涙を流しました。できない自分に悔しくて、悲しくて、ばらばらなメンバーに憤りを感じたときも…。でもそれは、やりとげたときの嬉しさや、思いが通じ合えたときの喜びには到底かなわないものでした。もちろん、楽しかった思い出は数え切れないほどあります。
 栗山インターンはきっと、同じインターン生の間でも個人個人きっと違った2ヶ月を経験します。私の栗山インターンは、喜怒哀楽それぞれめいいっぱい詰め込まれた2ヶ月でした。きっと、誰もが求めているものが、ここにあると思います。

終えて

 インターンを通して私は自分を見つけることができました。2ヶ月前と違う自分がここにて、なにより政治に関する興味も確実に持つようになりました。インターン中、何度も自分は成長しているのか悩みました。
 「今はわからないかもしれないけど、2ヶ月終わったらきっとわかる。」
 そう言われた言葉も半信半疑で。だけど、栗山インターンで何かが変わりました。

 具体的に挙げていくときりがないけど、はっきり言えるのは気付かなかった部分、気付こうとしなかった部分がこんなにあると知ったこと。視野が広がるって、こういうことなんですね。自分の視点がこれまでと全く違うのを感じます。人って、こうやって物事を見ていたんだ、って。一つの物体を違う角度から見るようで、見えない物って日常生活にいくらでも散らばっていて、見落としているんではなくて、見る力が足りていないんです。きっとまだ他にもいろんな場所から見ることができるんだろうと考えると、自分の小ささを感じます。

 できないことは、たくさんある。でも、できるようになることはいくらでもある。“できるかできないかじゃない、やるかやらないか”。自分の変化の瞬間を知るときって、本当に面白いです。

 栗山さん、わたしはまだまだ能力不足な部分ばかりですが、その問題にこのインターンで真正面から向き合えるようになったと思います。
 インターンの2ヶ月は、本当に私の大切な、大事な経験です。そして、その後の2ヶ月、エクステインターンも。インターンの思い出は、“宝物”とは少し違う輝き方をしているようなので、あえてそう言いません。ですが、かけがえのないものとしては、それ以上です。本当にありがとうございました。

 スタッフの境さん、担当インターン生として、仕事を増やしてばかりですみませんでした。手のかかるインターン生だったと思いますが、慰めるでもなく、寄り添ってくれるでもなく、常に上を向くよう導いてくれていた境さんのおかげで、何度も自分で立ち上がろうとすることができました。心から感謝しています。

 12期生のみんな、最後までみんなとやりきれてよかった。きっとそれぞれがいろんな思いで駆け抜けた2ヶ月。私にとって一人一人の存在が、すごく大きかった。私たちは、まだまだこれからたくさん成長していくだろうから、立ち止まっておらんように、ぼーっとしていてみんなに置いていかれんように、頑張っているみんなを思い出して私も前に進みます。いつもいつもありがとう。

 そして最後に、このインターンに出会わせてくれた.jpのみなさんに感謝します。
 素敵な経験と、出会いを、ありがとうございました。

前兵庫県議会議員 くりやま雅史 - インターン/インターン生の声/12期生/長江 由希子

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