　1回生も終わりに近づいてきた頃、「バイトと遊びだけの春休みは嫌、充実した春休みを送りたい！」と思ったのが、インターンを始めるきっかけでした。
　私は高校生の時、部活と勉強に本気で取り組んでいましたが、大学生になってからは授業、サークル、バイトの繰り返しの毎日でごく普通の大学生活を送っていて、何か物足りなさを感じていました。そんな時に議員インターンシップのビラをもらい、議員交流会に参加することになりました。そこで栗山さんと出会い、頂いた栗山インターンのパンフレットを読んだり、議員NAVIの中の動画で、栗山さんのインターン生に対する熱い思いを語っておられるのを見て、「栗山インターンなら、絶対充実した春休みを送れそうだし、自分も成長できるはずだ！」と思って、栗山インターンを選びました。

　インターンをしていた2ヶ月間はほとんど休みもなく、予想していたよりも大変でした。しかし、インターン生活を通して、ここでは書ききれない程の多くのことを学びました。

　学んだ中で1番印象に残っているのは、「常に先を見通して行動する」ということです。

　栗山さんはインターン初日に「100パーセントの仕事をして評価3。評価5の仕事をしよう！」とおっしゃいました。
　栗山インターンでは、仮想選挙、研究テーマ発表、県議会傍聴、ポスティング、朝立ち、首相官邸ツアー、新聞発表、石井インターンとの企画、生きがいプロジェクト、政治講義、合同合宿、調査観光などたくさんのイベントがありました。しかし、栗山さんがおっしゃる「5の仕事」を、自信を持ってできたことは正直ほとんどありませんでした。
　私のプレゼン力やパワーポイント力が低かったのもありますが、私は「5の仕事」をできなかった原因の1つは、先のことを見通せていなかったことだと思います。本番までの細かなスケジュールを考えずに準備して、当日になって焦ってしまい、100パーセントの力を出せずに終わってしまうことがほとんどでした。毎日のように栗山さんから「上手くいくかはわからないし、BAD CASEのことも踏まえて先のことを見通しなさい」と言われていました。
　今まで私は、今のことしか考えずに行動してきたし、先のこと、ましてBAD CASEなんて考えたこともありませんでした。でも、前もってBAD CASEのことを考えることによって、もし失敗したらすぐに対処できるし、そして先を見通すことで仕事の質も上がるということに気づきました。いかに先を見通して行動することが大切なのかよくわかりました。

　そして、このインターンを通して、たいちゃん、さえちゃん、キャロちゃんという素敵な3人の仲間に出会いました。最初は全然まとまりがなくバラバラで、正直2ヶ月間インターンが続くのかと思ったこともありました。しかし、何度も真剣に話し合ったり、お互いの悪いところを指摘し合ったりしていくうちにまとまってきました。また2ヶ月間家族よりも長い時間を一緒に過ごしてきて、楽しかった時も辛かった時も一緒でした。
　時には厳しかったけど18期生を引っ張ってきてくれたたいちゃん、いつも周りのことによく気遣ってくれたさえちゃん、素直でしっかり者のキャロちゃんの3人がいたからこそ、辛かった時も乗り越えられ、2ヶ月間インターンに本気で取り組めたと思います。インターンを通して改めて仲間って大切だと実感しました。

　私はこの2ヶ月間を通して成長できた部分もあるとは思いますが、まだまだ至らないところはたくさんあります。だから、栗山インターンを卒業したからといってインターンを終えるのではなく、これからも自分の中でインターンを続けていきたいと思います。

　2ヶ月間栗山さんのもとでインターンできて本当に良かったです。1日1日が濃くて、今まで生きてきた中で1番充実した日々を過ごすことができました。
　栗山さん、県議会の仕事で忙しいのにも関わらず、私たちのために時間を割いて、本気でぶつかってきてくださって本当にありがとうございました。

　18期生のたいちゃん、さえちゃん、キャロちゃん、秘書の方々、絵里さん、そして、栗山さんには本当に感謝しています。

　栗山インターンでの2ヶ月間は私の宝物です！