インターン > インターン生の声 > 19期生 > 石元 悌一
関西学院大学 教育学部 2回生
7月、20歳の誕生日を目前にして、僕はある危機感を抱きました。
大学に入ってから楽しいことばかりで、自分の身を削る経験を積んでいないこと、受験のころの情熱を冷ましかけていたことです。今の自分のまま20歳になってしまっていいのか、大人になってしまっていいのか、その焦りを感じているときに栗山インターン17期だった友人のことを思い出しました。
「あそこなら自分の全力を引き出せる、困難が自分を磨いてくれる」
その友人がインターンを境に変わった姿を思い、その期待からインターンシップに申し込みました。20歳という人生の大きな節目を、自分に自信を持って迎えたかったのです。
栗山事務所でのインターン活動は、僕にとってとても大きな経験と勉強になりました。 自分を学生としてだけでなく、一人の社会人として扱って頂けたことが、責任の意識や仕事観を築くきっかけになりましたし、その責任の重さに気付いてからは、その負荷によって鍛えられました。このような経験はインターンシップを通してでなくてはできなかったと思っています。
また、栗山さんと一緒に過ごした2ヶ月の間に色々なことを教えていただきました。これから大人になる僕たちへの、一人の大人からの教えでした。政治のことだけでなく、社会の仕組みや大人の意識、仕事への取り組み方など、実践なくしては学べないことばかりでしたし、栗山さんが僕たちと真剣に向き合ってくださったからこその学びであったと思います。
そして、その活動を共にした19期生の仲間の存在もとても大きいものでした。互いの働きが刺激になり、時に支えになり、磨き合いながら、それぞれの目標に向けて課題に取り組む、そんな仲間の存在がインターンでの活動をより有意義にしてくれたように思いますし、最後までやり切る励みになったと思います。
楽しいことも辛いことも、2ヶ月という短い期間にたくさん詰まっていて、そのどれにも本気で挑んできました。その純度の高さというのか、こもっている熱というのか、そういったものがこの活動の価値を高めてくれたように思います。
「インターンはみんなのやる気と信頼で成り立っている」
という栗山さんの言葉を思い出します。たくさんの実践の機会を与えてくださった栗山さん、一緒に全力をぶつけ合ってくれた仲間、多くの人の支えがあっての活動でしたし、だからこそ価値ある活動でした。このように多くの人がそれぞれの熱意を持って一つの場に集まり、全力をぶつけ合える場を僕は他に知りません。
ここでの活動で自分が具体的にどう変わることができたか、それをはっきり言える程の変化はなかったかもしれません。しかし、一夏の時間を一つの活動にかけた熱意や、重ねた成功や失敗の数、かけがえのない経験の数々が確かに、自信や誇りといった形で僕の中に残っています。そしてその自信や誇りが次のステップへ繋がっていくと思います。
インターン期間中、僕は20歳になりました。
「このまま20歳になって自分は大丈夫だろうか」と不安を抱えていた僕ではもうありません。インターンで得た経験と知識は大きな自信になりました。そして、インターンで出会った多くの人達が僕の人生の手本になります。これだけの財産を抱えてこれからの人生を歩めることに感謝しています。
これからインターンシップをするかもしれない、興味がある人たちへ。
インターンシップの活動は厳しいものと説明を受けるかもしれません。実際にあなたの想像を超えて厳しいものかもしれません。しかし、厳しさというのは、責任や真剣さや覚悟から生まれてくるものです。僕もこの厳しさの意味をこのインターンで知りました。だから厳しさを前にしたとき、あえて飛び込んで欲しい。そこでしか見つけられないものが必ずあります。責任と真剣さと覚悟で磨かれた、“自分だけの価値”を見つけられるはずです。インターンシップに参加される際は、是非栗山インターンへ!
僕のインターンシップは終わりましたが、これからはこの経験をいかに活かすかの戦いです。その中でもっともっと成長して、自分を磨いていきたいと思います。
栗山さん!! そして19期生のみんな!!
この2ヶ月は僕の人生の誇りです!!
ありがとうございました!! そしてこれからもよろしくお願いします!!