兵庫県議会議員 くりやま雅史
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インターンインターン生の声11期生境 伴晃

境 伴晃(さかい ともあき)

神戸大学法学部2回生

『失敗を繰り返しながら駆け抜けた2ヶ月間は・・・短かったなぁ』

参加理由

 僕が議員インターンシップの参加を決めたのは、学校で見つけた、たった1枚のビラ。「議員インターンシップ」参加者募集・・・。何か2ヶ月間充実できるような過ごし方をしませんか。という内容だった。また、スタッフをしている友人から議員インターンシップに関する紹介メールもきていた。

 議員インターンシップの存在を知るまで、夏休みの2ヶ月間の計画が何もない自分がいて、好奇心やら興味やらという何かが目を覚ました。だらだらと毎日過ごしていた昨年の夏休みのように、2ヶ月間を持て余したくなかった。
 また、何か本気で取り組めるようなことをしたい、自分の夏休みを振り返った時に、人に堂々と自信を持って話せるような、そして他の大学生があまり経験できないような夏休みにしたい。そこまで考えた頃には自分の答えは決まっていた。

 2ヶ月という期間をこの夏のインターンに捧げようと、と。

印象に残っている活動

 この2ヶ月のインターン生活では多岐にわたる、本当に様々な活動ができた。朝の駅立ち、ポスティング、様々な会議の見学、議会の傍聴、新聞発表、勉強会、共同合宿などなど。どれもこれも学生の普通の夏休みでは経験できないものばかりだった。
 その中でも最も印象に残ったものは、インターン中、何よりも時間がかかったもの、かつ何よりも追い込まれた、みんなが協力しなければ成功しなかった、栗山さんが顧問をしているNPO団体のために、諸財団に助成金の申請を行ったことだ。

 NPO団体が財団から助成金を受け取るためには、各財団が要件としている分野の事業を企画する必要がある。その要件を満たすような企画の立案や資料作成、NPOの会議でのプレゼンをインターン生中心で行った。
 立案にあたってはアイデアが思いつきにくかったため、インターン生がみんな夜中まで連日考えるということがあった。また企画書には予算や会場も記載する必要があったため情報収集も時間がかかった。進行にあたり申請書類、企画書、過去分析資料など担当を分けて進めていったが、連携が上手くいかず、資料ごとに数値が違うということもあった。

 自分たちがいついつまでに何を終わらせておくか、自分に何が出来るか本当に考えているか栗山さんから厳しく怒られたこともあった。
 本当に追い込まれていて、会議前日にも関わらず、何度もシミュレーションをするうちに、徹夜をしなくては資料を完成できず…。万全とは言い難いかもしれないが、何とか自分たちの手で一つの完成という形を作り上げた。

 会議でプレゼンを終えたときに、NPOの方から本当によく頑張ったと褒めていただきました。そのときに感じた達成感は、この2ヶ月のプログラムの中で最高だった。

活動から得たもの

 この2ヶ月で、普段の学生生活の中では絶対に気づくことが出来なかった、社会で生きていく上で必要な能力とは何か、そして自分は如何にその能力に欠けているかということを、インターンの経験を通じて気づいた。その必要な能力とは、

 自分が常に主役であるという主体性の意識。
 周りの状況を見て理解し、自分がどう動けばいいのかを状況把握能力。
 何か落ち込んだ時、緊張する場面などで冷静さを保ち、行動するという自己コントロール力。
 何かを成果物を作り上げる際に一人では時間、労力に限界があるため、周りを巻き込んで活動を行う力。

 以上のようなことが一つでも欠けていれば、周囲から評価、感動されるような仕事は出来ないということを本当に感じた。

インターンを終えて

 一政治家、男、栗山雅史は本当に偉大だった。
 インターンの2ヶ月の感想で真っ先に出てくるのがこれだ。自分は何が出来ないか、できるためにどうすれば良いのか、周りが自分にどのような行動を求めているか、などを本気で考えられるようになったのは栗山さんが手を抜かず、2ヶ月間、僕たちインターン生と走り抜けてくれたからに他ならない。
 2ヶ月のインターン生活で何度も味わった挫折や悩みなど・・・。それらが今後の自分の人生の中でいかに糧になるだろう。

 失敗を繰り返しながら駆け抜けた2ヶ月間は・・・短かったなぁ。本当に刺激的で充実していて、いろんなことを考えさせられた。自分が社会では全く通用しないこと、社会でやっていくには人間関係が何よりも重要であるということ・・・。

 インターンに参加するまでは漠然と考えていた、あるいは全く考えていなかったことばかりで、自分が普段どれだけ何も考えずに、適当に過ごしてきたかを痛感した。

 しかし今、この2ヶ月を無事終えることが出来た。しかも4人の仲間全員と一緒に。

 自分だけでは確実に挫折し、放棄していた。みんながいたから最後まで頑張ることが出来た。
 目的も志も集った理由もバラバラの5人が、こうして2ヶ月間、最後までやりきることができて、本当にかけがえのない良い経験となった。

 僕はこの2ヶ月で学んだことを活かせる場、自分が常に挑戦し続けることができる場、より高みを目指せる場を求めて、.jpのスタッフになることを決めた。

 2ヶ月を終えた今、思うのは、自分にはまだまだ成長が必要ということ。まだまだたくさん成長出来るということ。
 これから、年齢も境遇も違うインターンの5人はまた、バラバラにそれぞれの人生に戻っていくけど(まぁかんなり頻繁に会ってるみたいやけど笑)。

 それでも、この2ヶ月はいつになっても、自分が変わったと、生きる姿勢のターニングポイントになったと、いつまでも輝き続けるんやろうなぁ。

 僕はこの2ヶ月を本当に基盤としてこれからたくさんの経験をして、自分の人生を積み上げていこうと思う。今充実して生活できているのは、あわ、くろ、バヤ、ゆきの4人が皆本気の姿勢を見せてくれたからやで。みんなはホンマに最高の仲間やし、戦友やし、これからの人生のライバルやから!!そして何よりも僕たちを2ヶ月引き取りたくさんの時間を一緒に過ごしてくれ、稽古をつけてくれた栗山さん。あなたは僕が見た中で紛れもなく一番かっこいい、イケてる大人でした。あなたはこれからも走り続けるのだと思いますが、自分もあなた以上に走る姿を見せます。それがあなたに出来る唯一の恩返しだと思うから・・・。

 栗山さん、あわ、くろ、バヤ、ゆき、スタッフの大川さん、本当に2ヶ月間ありがとうございました。

前兵庫県議会議員 くりやま雅史 - インターン/インターン生の声/11期生/境 伴晃

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