インターン > インターン生の声 > 12期生 > 松尾 直樹
神戸大学法学部2回生
とにかく何かに夢中になりたかったんです。インターンを始める前の僕の大学生活2年間は、薄っぺらいものでした。何かに夢中になるわけでもなく、大学に通い、サークルでテニスして、バイトする、ただこれを繰り返していました。大学で何か目標を立てて努力していたわけでもないし、自分の将来も全然見えていませんでした。
「このまま、ただ漠然と残りの大学生活を過ごしたくない!何かに熱くなりたい!」
そう思っていたときに、たまたま議員インターンシップのスタッフをしている友達から「インターンシップやらへん?」と誘われたんです。最初は全然興味無くて、乗り気じゃなかったんですが、一度説明会に行って話を聞いているうちに、どんどん興味が湧いていきました。最終的に「僕が求めていたのはこれかも!」と思い、インターンへの参加を決めたんです。
栗山さんの下で過ごした二ヶ月間は、中身が濃くてほんとにあっという間に過ぎていきました。正直、こんなに内容の濃い2ヶ月になるとは思っていませんでした。
朝の駅立ち、会報誌のポスティング、色々な会議に出席、議会傍聴、他インターンとの共同合宿、勉強会、一日秘書、一般質問の手伝いなど、とにかく盛りだくさんでした。これらの様々な経験を通して、初め僕が痛感したのは、『自分の仕事の出来無さ、つまり能力の低さ』でした。言われた仕事も満足に出来なくて、情けなくて、本当に辛くて、しまいには自分の未熟さを突き付けられたように感じてしまい、インターンから逃げ出しそうになったこともありました。
ですが、その時気づいたのが、出来ない自分を知ることは成長への第一歩だということです。自分が成長するためには、まず自分の出来ないところを知らなければならない。それまでの僕は、そういったところを見ずにただ漠然と「成長したい」と言っていました。自分から逃げていてはいつまでたっても変わらない。このインターンを通して僕はやっと自分と向き会うことができました。
この2ヶ月間は、本気で自分と真正面から向き合い、新しい自分を見つける戦いだったと思います。
そして、12期生のオッキー、くー、ハル、ユッコ、そしてスタッフの境さん、みんなに感謝したい。僕たちは、なかなか一つのチームとしてまとまらなかったし、実際にインターンが中止になりかけたこともありました。でも、互いに本音をぶつけ合い、真剣に話し合うことでチームとしてまとまっていったし、みんながいたからこそ僕はこの2ヶ月をやり遂げられたのだと思う。そこには、みんなに負けたくないというライバル心もあったし、一緒に悩める仲間がいるという安心感がありました。初めて出会ってからたったの2ヶ月で、こう思える仲間が出来たというのはすごいことだと思います。
スタッフの境さん、僕たちを栗山インターンに選んでくれて本当にありがとう。
最後になりましたが、栗山さん、本当にお世話になりました。栗山さんと出会うことが出来て、僕は本当に幸運だったと思います。栗山さんは、本気で僕たちインターン生にぶつかってきてくれて、何より僕たちのことを考えてくれました。上手く表現出来ませんが、栗山さんは僕にとって最高の存在です。
このインターンで栗山さんから学んだことは本当にたくさんあります。仕事に対する姿勢、ホウレンソウの大事さなど、これからの人生で絶対に活かせることはもちろん、僕の悪い癖や話し方まで直していただきました。
中でも僕が大事にしたいのは、『本気になること、そしてどんな時でも自分が主役の一人だ』ということを意識することです。本気になれるからこそ、良い仕事が出来る、相手に認めてもらえる、何より人生がもっと楽しくなるのだと思います。そして、物事を周りに任せるのではなく、主体的に自分から取り組んでいける人間が今の社会に必要とされています。これからの人生、社会から本当に必要とされる人間を目指して精進します!!
栗山さん、本当にこの2ヶ月間ありがとうございました。