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神戸大学 法学部2回生
僕が議員インターンシップに参加したきっかけは、端的に言えば退屈していたから。夏休みをバイトやサークルだけに費やしたくなかったから。
議員インターンシップのことは1回生のときから知っていた。でも、なかなか参加しようという意思を固めることができなかった。1回生の春に参加した友人からいろいろと話を聞いて、またスタッフをやっている友人からも話を聞いて、インターンが始まる直前まで参加するかどうか悩んだ。僕にとっては時期的にラストチャンスだったこと、そして「どうせやるなら2ヶ月間本気で」と考えたことから、栗山さんのもとでインターンをやってみたいと思った。
朝の駅立ち活動、市政報告のポスティング、政治講義、西宮観光、議会傍聴など回数を重ねたものから、仮想選挙、後援会での研究テーマ発表、全インターンパーティー、3インターン共同合宿、8インターンでの模擬議会、生きがいプロジェクトなど、2ヶ月間でやったとは思えないほど濃密なスケジュールをこなした。企画や運営はもちろん、連絡や資料作りまで、自分たちが主体となってやるというのは初めての経験で、困惑することも多かった。だけど、ここまでさせてもらえるのも栗山インターンならではのこと。沢山の他のインターン生と交流して話を聞いたけれど、自分たち以上に活動しているインターンを見つけることはできなかった。政治に関すること、将来に関すること、自己の内面に関すること。栗山インターンはただの議員インターンシップではない“人生インターン”だった。
「全力になれたこと」これに尽きる。
今まで生きてきた20年間を振り返ってみると、妥協してしまうことも多かった。バイトやダブルスクールと共に、インターンに対しても全力で取り組むことは、僕にとっては大きなチャレンジだった。睡眠時間が毎日2〜3時間ということはよくあった。体力的にも、精神的にも、ギリギリのところまで追い詰められた。
それでもここまでやってこられたのは、自分より頑張っている人がいたから。栗山さんは議員としての仕事をやりつつ、僕たちインターン生のことまでしっかり気遣ってくれた。「全力でぶつかってきてくれるのだから、全力で応えなければ失礼だ」
そう思って2ヵ月間、必死の思いで駆け抜けてきた。正直に言ってしまえば、たった2ヵ月間で自己の“変化”を求めるのは難しい。だけど、その‘きっかけ’を掴むことができた。栗山さんが沢山の機会をくれたから。
もしインターンに参加しようか迷っている人が、これを読んでくれているなら、是非栗山インターンを選んでほしい。2ヵ月間、全力で取り組む覚悟さえあれば、栗山さんが最高の環境を提供してくれるから。高い水準のものを求められることは大変ではあるけれど、自分と向き合いながら取り組むことで、見えてくるものが必ずあるから。
「あなたにとってこの2ヶ月がどのようなものだったか、それは私にもまだわからない」と栗山さんは最終日に言いました。でも、そんなに難しく考えることはないのかなと思います。苦しいこと・しんどいこと・悔しいこともあったけれど、楽しいこと・嬉しいこと・やり遂げた後の達成感は、それらをはるかに超えていました。
この2ヵ月間は、格別でした。同期の由貴、健と一緒に頑張ることができたから。スタッフの徳朗くん、絵里さんが支えてくれたから。沢山の栗山インターンOB・OGさんが助けてくれたから。そして、栗山さんと出会うことができたから。2ヵ月間、全力で熱中できたから。
ここでの経験を大切にして、僕はこれから自分の夢に向かって突き進んでいきます。そして、栗山さんのように、誰かに影響を与えることのできる人間になります。いくら感謝しても感謝し尽くすことはできないけれど、そうなることが僕にとっての感謝のかたちだと信じています。
栗山インターンで良かった。みんなに出会えて良かった。
全ての‘縁’に感謝のきもちを込めて。
ほんとうに、ほんとうにありがとうございました。