中川悠美（なかがわゆうみ）

関西学院大学　総合政策学部 1回生

『全力疾走』

　栗山さんのもとで、本当に中身の詰まった2か月を過ごしました。20年間生きてきて、どの2か月を比べてもこの2か月より濃い期間はありません。

　インターンシップ志望動機は、①熱中できることを求めていた、②できなかったことに挑戦して新しい自分になりたかった、この２つでした。栗山インターンは、この２つを、おなか一杯、おかわり10杯くらいの勢いで満たしてくれる環境でした。基本競争の栗山インターン。私のむき出しの闘争心をさらに煽ってくる栗山さん。10代最後の長期休みに栗山インターンで過ごせて最高の時間を送ることができました。

　栗山インターンでの活動は全部全力じゃないと全く追いつけない、ハードなものばかりでした。だから、ひたすら走りました。この全力疾走で、少しはみんなを巻き込めたのかなと思っています。自分が熱中して全力疾走することで、少しでも周りに影響を与えられたことが本当にうれしいです。
　でも、もっと大きなことに気づかされました。猪突猛進の私は冷静さに欠けています。正しいと思ったらひたすら走り続けます。そんな私には軌道修正してくれる仲間が絶対に必要だったということ。周りが見えていないとき、間違った方向に突っ走っているとき、気づかせてくれる仲間がいたから走れたのだと気が付きました。20ｔｈの仲間、先輩、時々家族、そして誰よりも栗山さん。栗山さんから「そんなに甘くない」という言葉を何度かいただいたとき、自分の全力疾走だけではダメだと感じました。事実として、仲間と情報共有しなかった新聞発表と最終報告会で「負けた」ことで深く思い知らされました。
　熱く2か月走り切ったから気づけたこと。熱くならないとわからなかったことです。

挑戦

　これは．ｊｐスタッフへの挑戦で一応克服しました。しかし、今になって思うのは、これは始まりでしかないということ。飛び込むことはできたけど、スタッフとして全うしてこそ飛び込んだことが正解だったと言えます。当たり前ですね(笑)
　これまで新しいことに踏み込めなかったのは自分の選択肢が最善であってほしいと望んでいたからで、選んだことを後悔したくないからでした。こんな甘いことを考えていたから何もできなかった。

　この2か月を通して自信がつきました。できないと思わない限りなんでも出来ました。もちろん仲間に支えてもらわないとできないのですが、自分が前向きじゃないと、誰も支えてくれませんでした。だから何かを選択した後に、選んだことを後悔しないように、「自分が動けばいいのではないか」と考えられるようになりました。挑戦したからには勝ってきます（笑）

　2か月全力で走ってよかった。栗山インターンよりも熱苦しいインターンなんて無いはず。
　栗山インターンは家族です。支えてくれる仲間です。転んだら手を引っ張ってくれるし、止まっていたら背中を押してくれる場所。だから安心して進めます。ここに来て本当に良かった。
　栗山さんや20ｔｈ、先輩、みんなへの恩返しは私のこれからの成長ということで。これから色々なことにトライします。本当にありがとうございました。