小田紗矢香（おださやか）

関西学院大学　法学部　1回生

『周りの状況を把握する力を身につけることができました。』

■はじめに

　私が議員インターンシップというものを知ったのは、親しい友人が１回生で参加していたことでした。１回生からインターンシップをするということは、世間一般では早いと思われがちですが、早いうちから世の中の状況や、議員はどのような観点から地域を見ているかを知りたくなって応募しました。議員という普段関わることのない人と接することで、自分の成長になると感じました。

　栗山さんのインターンシップは、しっかりとしたインターンシップ生用のプログラムが組まれています。
　最初に行われるのが仮想選挙です。これは、「自分が西宮市の市議会議員選挙に立候補したら…」という仮想のゲームで、インターン生同士が戦略などをプレゼンします。選挙にかける予算と年齢は決められており、政策を決めてそこから自分ならではの考えや戦略で当選を目指すというプログラムになっています。プレゼンはパワーポイントを使って発表するのですが、私はパワーポイントの使い方が得意ではなくて苦労しましたが、この経験を通じてパワーポイントを上手く活用する方法を知ることができました。
　次に生きがいプロジェクトです。これは、自分の興味のある職業に就いている人にアポイントメントを取って、取材をするものです。ネットなどで連絡先を探し、そこから会って話を聞かせてくれるかを交渉します。私の周りの社会人は、両親、叔父叔母など身内しかいなかったので、全く知らない人と約束を取り付けるのはとても苦労するものだと感じました。

■おわりに

　このインターンシップでは、議員を見ている中で、周りの状況を把握する力を身につけることができました。議員という仕事は毎日違う人と会い、同じことの繰り返しではないので、臨機応変に対応しなければなりません。そのため、周りの状況を自分で判断して、どうすることが一番良いのかを考えて行動する力が身につきました。
　また、インターンでは一緒に競い合い、協力できる良い友人を作ることができました。インターン活動で協力して発表するプロジェクトなどがあったので、お互いを高めあえるような友人に出会えて感謝しています