　コロナ禍の夏休み、私は実家で何もせず2か月を過ごしました。兵庫に来て春休みを迎えようとしているとき、「また夏休みのように何もせず終わるのかな…」という不安がよぎりました。公務員志望だったので地域にかかわる議員さんの仕事を近くで見てみたい、という思いももちろんありましたが、一番は「夏休みの二の舞にしたくない！」そんな気持ちで参加を申し込みました。
　栗山議員の事務所を希望した理由は、議員交流会で先輩インターン生の方がおっしゃった、「栗山さんは学生に本気で向き合ってくれる人だ」という言葉が印象に残ったからです。

■インターンを通じて

　栗山インターンは未来自治体に加え、新聞発表や仮想選挙など活動が盛りだくさんで忙しくも充実した2か月を過ごすことができました。一方で、ひたすらに自分の弱みと向き合った辛い時期もありました。プレゼンで伝える力、リーダーとして引っ張る力、簡潔にまとめて話す力…。ここでインターンを通じて力がついた！と言えたら格好良いのですが、結局私は最後まで自分の弱みを克服しきることができませんでした。自分の弱みを知ることは本当に辛いです。でも、この環境がなければ、私は弱みと向き合うことを避け続けたでしょう。今は、自分の弱点が分かって良かったと心から思うことができます。

■最後に

　未来自治体をはじめとした様々な活動をし、栗山さんや秘書さん、他のインターン生など様々な人と出会い、普通の春休みではできない経験をたくさんすることができました。参加を迷っている方も、一味違う時間を過ごしたいという気持ちがあるならぜひ一歩踏み出してみて欲しいです。
　2か月前の私も参加しようかとても迷っていましたが、あの時参加する決断をして本当に良かったと思っています。インターンで学んだ「本気で取り組む大切さ」を心に留めてこれからの人生を過ごしていきます。2か月間本当にありがとうございました。