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関西学院大学商学部2回生
わたしは、どれだけ相手のことを思っているのだろう。
「思う」というより、「考えている」という方がいいのだろうか。
ひとに思いやりや優しさをもつことは基本。
しかし、どこまでそれらを追求できているのだろうか。
わたしは、相手について「考える」というまでの労力を費やすほど、日々の生活で頭を使ってはいなかったと思う。
相手に思いやりを持つこととは、相手の表情や状況から考えられる相手の心境を想像することであり、
本当の思いやりとは、目に見えないようなことにこそ、眼をむけることではないか。
「いつも笑顔だね。でも、この笑顔は本物なのかな…。」
「どうして、そんな発言するのかな…。どうして、そんなにいろんな事、考えられるの…。」
「控えめだね、もっと仲良くなろうよ…。」
笑顔=周りを元気にしてくれて素敵だね。
発言=その場を悪くもするし、なんかいやだなぁ。
思考豊か=頭良くて教養あるね。
控えめ=話にくいなぁ。
でも、そうじゃなくて、きっと、その要因は本質にある。
笑顔=常に笑顔でいなければならない環境があり、誰かに心配をかけるわけにはいかなかったのかな。ひとに気を遣って生きてきたのかな。本当の自分を隠しているのかな。
発言=周りに配慮することを知らないのかな。なぜ?今まで誰からも注意されなかったのかな。ひとと真剣にぶつかったことがないのかな。
思考豊か=それだけ深く考えなければならない経験があったのかな。疑う気持ち…誰かに騙され傷つけられたからなのかな。
控えめ=ひとと話してる時に、誰かの発言に傷つけられたことがあり、警戒心みたいなのができちゃったのかな。小さい頃にいろんな人とお話してこなかったのかな。
ひとと接する時、そのひとの「本質」って、わたしは見ることができているのだろうか。
本質を見ようとしないと、そのひとの中には入っていけないと思う。本質を見抜く壁を越えなければ、分かりあえることは難しい。
また、ひとを思いやることとは、会話の時には、このひとはどういう発言(答え)を求めているのか。相手の質問の意図は何かを想像しなければならない。自分のさまざまな感情はあるが、相手が求めている、理解しやすい言い返しは何なのか。
自分の一方的な感情や考えを言うことは簡単だろうが、相手には伝わっていないかもしれない。しっくりきていないかもしれない。
つまり、相手の考えていることを考えながら話すと、コミュニケーションも上手くいくだろう。また、相手は次にどんな行動をするのだろうか。相手の頭や気持ちを考えることはそう簡単ではない。しかし、それができるひとはみんなから愛されるひとであり、自分というものをも深めていけると思う。
「今、目の前にいるひとに本当に思いやりを持てていますか?」
思いやりのある人間にはすてきな出会いがあり、良い人間関係が築けると思う。
わたしは、思いやりを追及できるひとになる。
このインターンで出会った人達とずっと幸せな関係でいたいから…。
これからも、すてきな出会いをしたいから。
この栗山インターンではいろんな問題に気づかされた。
「人間の深さ。」
今の私には、まだ理解し難いものである。
しかし、いつか、栗山さんや第6期インターン生に、思いやりを持って感謝の意を伝えていきたいと思う。
ありがとう。
本当にありがとう。みんな。
栗山さん、ありがとうございました。
あの時の熱い思い、みんなの、栗山さんの涙。
忘れません。
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